- さいせい
- I
さいせい【催青】〔孵化(フカ)二, 三日前に蚕の卵が青くなることから〕蚕の卵を一斉に孵化させるため, 温度・湿度・光線などを調節して胚子の発育をそろえること。IIさいせい【再生】(1)死にかかっていたもの, 死んでいたものが生き返ること。 蘇生(ソセイ)。(2)心を改め, くずれた生活からまともな生活に戻ること。 更生。
「~を誓う」
(3)廃品となったものを再び新しい製品に作りなおすこと。「~した紙」「~品」
(4)録音・録画したものを機械にかけてもとの音・画像を出すこと。「映画の名場面を~する」「~装置」
(5)再びこの世に生まれること。「弘法大師を~せしめ/文明論之概略(諭吉)」
(6)失われた生体の一部が再び作り出されること。 下等生物ほど再生能力が強い。(7)〔心〕 記憶の第三段階で, 記銘され保持された経験内容を再現すること。 想起。→ 記銘→ 保持IIIさいせい【再製】一度製品となったものを原料に戻し, 再び製品にしなおすこと。 再生。IV「あめを~する」
さいせい【最盛】最もさかんな・こと(さま)。V「神道の勢ひ~の点に達せり/日本開化小史(卯吉)」
さいせい【歳星】五星の一。 木星の別名。VI「太白(=金星), ~を犯す/続紀(養老六)」
さいせい【済世】世の中を救うこと。 世人を救い助けること。 社会の救済。 せいせい。VII「救民~」「~の義を誤らじと/自由太刀余波鋭鋒(逍遥)」
さいせい【済生】生命を救うこと。VIIIさいせい【犀星】⇒ 室生犀星IXさいせい【祭政】祭祀(サイシ)と政治。Xさいせい【裁制】さばき定めること。「新律改定凡そ十四例三百余条を~し給へり/開化本論(徳明)」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.